JA/BG 18.21

Revision as of 05:06, 2 August 2020 by Navakishora Mukunda (talk | contribs) (Bhagavad-gita Compile Form edit)
(diff) ← Older revision | Latest revision (diff) | Newer revision → (diff)
His Divine Grace A.C. Bhaktivedanta Swami Prabhupāda


第 21 節

pṛthaktvena tu yaj jñānaṁ
nānā-bhāvān pṛthag-vidhān
vetti sarveṣu bhūteṣu
taj jñānaṁ viddhi rājasam

Synonyms

pṛthaktvena — 分かれたため; tu — しかし; yat—その;jñānam—知識; nānā-bhāvān — 様々な状態; pṛthak-vidhān — 異なった; vetti — 知る; sarveṣu—全ての中に; bhūteṣu — 生命体; tat — その; jñānam — 知識; viddhi — 知られるべきである; rājasam — 激情に関した

Translation

様々な体の中に様々な生命体があると見る知識は、激情の様式のものと知りなさい。

Purport

物質的体が生命体であり、体が滅ぶとともに意識も滅びるという概念は、激情の様式の知識である。そのような知識によれば、様々な意識の発達程度に従って様々な体が存在し、魂が意識を現すのではなく、体自体が魂であって、体を越えて魂が存在するのではないとされている。その知識は、意識を一時的存在ととらえている。個別の魂が存在するのではなく、知識に満ちた遍在的魂が存在し、この体は無知の一時的顕現であると主張する者もいる。またこの体を越えた領域には、個別魂も至上魂も特に存在しないと考える者もいる。このような概念は全ての激情の様式の産物である。